| 特許 | 竹を用いたインテリア用材の製造方法 |
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| 特許権者 / 発明者 | / |
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| 代理人 | 大西 正夫 , |
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| 出願日 |
2000年09月04日
出願番号:
2000-266959
出願日より
11年0ヶ月
経過
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| 公開日 |
2002年03月05日
公開番号
:
2002-067011
公開日より9年6ヶ月経過
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| 登録日 |
2010年04月16日
登録番号:
特許第4493822号
登録日より
1年5ヶ月
経過
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| 実績情報 | - |
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| ライセンス情報 | - |
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以下の情報は、特許登録日時点(2010年04月16日)のものです。
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
0003
しかしながら、杉等の端材や間伐材は、使用していると狂いが生じやすいという問題点がある。また、襖の桟として利用するためには、見た目の美しさも重要であるため、端材や間伐材は、そのままでは現在増えてきている塗装しない木地縁としては使用することができない。また、端材や間伐材といえども、少なくとも10年にわたって成長したものであるから、木材として使用されないものがあると、資源の有効利用という面からも問題がある。
0004
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、杉等の端材や間伐材を使用しても狂いが生じず、見た目も美しく、しかも資源の有効利用という面からも優れた竹を用いたインテリア用材の製造方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
0005
本発明に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法は、断面矩形状の木製の芯材の対向する2つの側面に接着剤を塗布する第1の塗布工程と、前記接着剤により前記芯材の対向する2つの側面に竹材を張り付ける第1の張付工程と、竹材が張り付けられた2つの側面以外の2つの側面を加圧するとともに、竹材が張り付けられた2つの側面を加圧する第1の加圧工程と、竹材が張り付けられていない2つの側面のうち、少なくとも1つの側面に接着剤を塗布する第2の塗布工程と、この第2の塗布工程で接着剤が塗布された側面に竹材を張り付ける第2の張付工程と、先の竹材が張り付けられた2つの側面を加圧するとともに、第2の張付工程で竹材が張り付けられた側面を加圧する第2の加圧工程とを有している。
発明の実施の形態
0007
図1は本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法によって製造されたインテリア用材の概略的断面図、図2は本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法に用いられる芯材の概略的斜視図、図3は本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法に用いられる竹材の概略的斜視図、図4は本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法に用いられる竹材とその原料となる竹との関係を示す説明図、図5は本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法の工程を説明する説明図、図6は本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法の工程を説明する説明図である。
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0008
本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法によって製造された竹を用いたインテリア用材は、木製の芯材100と、この芯材100の3つの側面110A、110B、110Cに張り付けられた3枚の竹材200A、200B、200Cとを有している。
0009
前記芯材100は、杉等の端材を利用したもので、断面が矩形状に形成されている。また、この芯材100は、一定の長さを確保するために複数本の棒材150を接着剤で継ぎ足して構成されている。そして、この複数本の棒材150は、確実な継ぎ足しを確保するために、端部にのこぎりの歯のような凸凹151が形成されており、この凸凹151同士を組み合わせることで連結している。なお、前記接着剤は、いわゆるシックハウス(化学物質によって人体に及ぼされる悪影響)を避けるために非ホルムアルデヒド系のものを使用することが望ましい。
0010
一方、前記竹材200A等は、図3(A)に示すように、竹400を長手方向に切断し、表面と裏面とを研磨して一枚ものの薄板状にしたものが利用される。また、この竹材200Aは、虫食い等の問題を解消するために乾溜が施されている。
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0011
なお、この竹材200A等は、第1の張付工程で張り付けられるものと、第2の張付工程で張り付けられるものとでは、若干幅寸法が異なる。すなわち、第1の張付工程で張り付けられる竹材200A、200Bは、幅寸法が芯材100の幅寸法に合致されているが、第2の張付工程で張り付けられる竹材200Cの幅寸法は、芯材100の幅寸法に前記竹材200A、200Bの厚さ寸法の2倍の寸法を足したものになる。
0012
次に、このような芯材100及び竹材200A、200B、200Cから竹を用いたインテリア用材を製造する工程を説明する。
まず、図1に示すような木製の芯材100の対向する2つの側面110A、110Bに接着剤(図示省略)を塗布する第1の塗布工程がある。この第1の塗布工程では、ロールコーターを用いて非ホルムアルデヒド系の接着剤を塗布する。
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0013
この第1の塗布工程で塗布された接着剤を用いて、前記芯材100の対向する2つの側面110A、110Bにそれぞれ竹材200A、200Bを張り付ける。この第1の張付工程では、本格的に芯材100に竹材200A、200Bを接着するのではなく仮止め程度の接着が行われる。
0014
芯材100に竹材200A、200Bを本格的に接着するのは、以下の第1の加圧工程である。
この第1の加圧工程は、竹材200A、200Bが張り付けられた対向する2つの側面110A、110B以外の2つの側面110C、110Dを加圧するとともに、竹材200A、200Bが張り付けられた2つの側面110A、110Bを加圧する。竹材200A等は、真っ直ぐなものではなく、図5(B)に示すように反ったものであることが多いため、竹材200A、200Bが張り付けられた対向する2つの側面110A、110B以外の2つの側面110C、110Dを加圧することによって、竹材200A、200Bの反りを解消するのである。
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0015
具体的には、前工程の第1の張付工程では、竹材200A、200Bが反っているため、竹材200A、200Bは真っ直ぐに芯材100には張り付けられず、図5(B)に示すように、竹材200A、200Bの一部が芯材100から横方向にはみ出しているのである。この竹材200A、200Bのはみ出しを矯正するためには、はみ出した方向から加圧することが重要である。しかも、はみ出しの矯正と同時に、竹材200A、200Bの芯材100への本格的な強固な張り付けも行わなければならない。このため、竹材200A、200Bが張り付けられた2つの側面110A、110Bへの加圧も同時に行われるのである。
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0016
この第1の加圧工程は、図5(C)に示すように、平坦なテーブル300と、このテーブル300の上方向から加圧する第1の加圧部310と、前記テーブル300に沿って横方向から加圧する第2の加圧部320とを有する加圧装置によって行われる。前記テーブル300の上には、芯材100の位置決めを行うストッパー301が設けられている。なお、このストッパー301は、前記第2の加圧部320の加圧方向とは反対の側に設けられている。
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0017
竹材200A、200Bが仮止め状態で張り付けられた2つの芯材100は、図5(C)に示すように、一方の芯材100(図面では左側)の竹材200Bをストッパー301に当接させた状態で並べて載置されている。しかも、この芯材100は、張り付けられた竹材200Aが他方の芯材100(図面では右側)の竹材200Bと接触するように並べられている。
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0018
第1の加圧部310は、2つの芯材100を上方向(図5の矢印A)から加圧する。この第1の加圧部100による加圧は、横方向に反った竹材200A、200Bの矯正を主たる目的としている。また、この第1の加圧部310による加圧と同時に、図5(D)に示すように、第2の加圧部320による加圧が行われる。この加圧は、ストッパー301と第2の加圧部320との間に挟まれた2つの芯材100に張り付けられた竹材200A、200Bに対して垂直方向からの加圧(図5の矢印B)となるので、竹材200A、200Bの芯材100への本格的な接着のための力として働く。
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0019
このようにして行われる第1の加圧工程は、第1の加圧部310による加圧が0.38Kg/cm2 程度、第2の加圧部320による加圧が5.4Kg/cm2 程度で約20分間にわたって行われる。
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0021
次には、竹材が張り付けられていない2つの側面110C、110Dの一方の側面110Cに接着剤(図示省略)を塗布する第2の塗布工程が行われる。この第2の塗布工程では、第1の塗布工程と同様に、非ホルムアルデヒド系の接着剤がロールコーターを用いて塗布される。
0022
次に、前記第2の塗布工程によって塗布された接着剤によって竹材200Cが張り付けられる第2の張付工程が行われる。この第2の張付工程も第1の張付工程と同様の加圧装置によって行われる。まず、図6(C)に示すように、すでに第1の張付工程及び第1の加圧工程によって張り付けられた2枚の竹材200A、200Bが上下方向を向くように、2つの芯材100をテーブル300の上に載置する。この際、図6上で右側の芯材100の竹材200A等がない側面110Dに図6上で左側の芯材100の竹材200Cが当接するようにする。
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0023
そして、第1の加圧部310で、第2の張付工程によって張り付けられた竹材200Cの反り(図6(B)参照)を上方向(図6の矢印A)によって矯正し、これと同時に第2の加圧部320の加圧(図6の矢印B)によって前記竹材200Cを芯材100に本格的に接着させる。
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0024
この第2の加圧工程も、第1の加圧部310による加圧が0.38Kg/cm2 程度、第2の加圧部320による加圧が5.4Kg/cm2 程度で約20分間にわたって行われる。
0025
なお、上述した実施の形態では、第2の張付工程で竹材200Cを芯材100の側面110Cに張り付けるだけであるとしたが、芯材100の側面110Dにも竹材を張り付けるようにしてもよい。また、場合によっては、2つの側面110A、110Bにのみ竹材200A、200Bを張り付けるようにしてもよい。
0027
さらに、上述した実施の形態では、竹材200A等を一枚ものの薄板状に形成したものを使用したが、図3(B)に示すように、細長い竹ひご210、すなわち竹の長手方向に切断したものを細長い棒状にしたものを並列方向に張り付けた集成材であってもよい。
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0028
また、芯材100としては端材のみならず間伐材を使用してもよい。さらに、この竹を用いたインテリア用材は、襖の桟や柱として使用することができるだけでなく、屏風や家具等の木工製品の素材としても使用することができるのはいうまでもない。
発明の効果
0030
このため、芯材は美しい竹材でカバーされるため、見た目の美しさを気にする必要がないので、どのような端材でも使用できるため、資源の有効利用を図ることができる。また、竹材は、成長が早い竹を原材料とするので、この面からも資源の有効利用を図ることができる。しかも、芯材の側面に竹材を張り付けてカバーするため、芯材が剥き出しの場合よりも狂いが生じない。
0031
また、前記竹材は、竹の長手方向に切断したものを薄板状に形成したものであっても、竹の長手方向に切断したものを細長い棒状にし、それを並列方向に張り付けた集成材であってもよい。インテリア的観点から望ましいものを使用することができるので、より使用範囲の広い竹を用いたインテリア用材とすることができる。
0032
一方、本発明に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法は、断面矩形状の木製の芯材の対向する2つの側面に接着剤を塗布する第1の塗布工程と、前記接着剤により前記芯材の対向する2つの側面に竹材を張り付ける第1の張付工程と、竹材が張り付けられた2つの側面以外の2つの側面を加圧するとともに、竹材が張り付けられた2つの側面を加圧する第1の加圧工程と、竹材が張り付けられていない2つの側面のうち、少なくとも1つの側面に接着剤を塗布する第2の塗布工程と、この第2の塗布工程で接着剤が塗布された側面に竹材を張り付ける第2の張付工程と、先の竹材が張り付けられた2つの側面を加圧するとともに、第2の張付工程で竹材が張り付けられた側面を加圧する第2の加圧工程とを備えている。
0034
また、前記第1の加圧工程及び/又は第2の加圧工程では、複数の竹材が張り付けられた複数の芯材を同時に加圧するようにすると、より量産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法によって製造されたインテリア用材の概略的断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法に用いられる芯材の概略的斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法に用いられる竹材の概略的斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法に用いられる竹材とその原料となる竹との関係を示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法の工程を説明する説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る竹を用いたインテリア用材の製造方法の工程を説明する説明図である。
【符号の説明】
100 芯材
110A、110B、110C、110D 側面
200A、200B、200C 竹材
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| 産業分類 | 木材・木製品製造業 生活関連産業用機械製造業 住宅資材製造業 |
|---|---|
| 技術分類 | - |
| 機能タグ | - |
| 材料タグ | - |
| 設備タグ | - |
| 方法タグ | - |
| 情報更新 | 2011/09/27 |
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