| 特許 | 自動車用ホイールカバー |
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|---|---|---|
| 特許権者 / 発明者 | リュ−,チュンスブ | / |
|---|
| 代理人 | 須賀 総夫 , |
|---|
| 出願日 |
2002年07月23日 出願番号:
2003-515387 出願日より7年6ヶ月経過
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|---|---|
| 公表日 | 2004年12月02日 公表番号: 2004-535973 公表日より5年2ヶ月経過 |
| 登録日 |
2007年01月05日 登録番号:
特許第3897021号 登録日より3年1ヶ月経過
|
| 国際特許分類 | 車輪本体,リム,ハブまたはタイヤサイドウォールの全部または一部を装飾,保護またはカバーするための,車輪カバーディスク,リング,または同様のもの[2,5] (B60B 7/00) |
|---|---|
| FI | 重錘を用いたもの (B60B7/00 B) |
| 実績情報 | - |
|---|---|
| ライセンス情報 | - |
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以下の情報は、特許登録日時点(2007年01月05日)のものです。
背景技術
0001
本発明は自動車用ホイールカバーに関し、より詳細には、自動車ホイールの回転に影響されることなく、常に一定の方向を維持する図案板を備え、この図案板を利用して装飾または広告効果を得られるようにした、新たな構成の自動車用ホイールカバーに関する。
0002
一般に自動車は、運送手段として開発され、使用されているが、最近、生活水準が高くなるに従って、単純な運送手段の機能だけでなく、自動車所有者の個性や社会的地位を表示する手段としての機能を果たすようになってきた。このような特徴は、個人が購入して用いる自家用車の場合、とくに顕著にあらわれる。
0004
一方、最近ではこのような要求がいっそう強くなって、自動車のホイールまでが、多様な材質をもって、多様なデザインで製作されるようになってきた。
0005
しかし自動車のホイールは、車輌の運行時に高速で回転するため、多様なデザインを施したものを製作しても、車輌の運行時にはホイールの形態を見ることはできない。したがって、ホイールが高速で回転しても、ホイールとともに回転することなく、ホイールを装飾し得る手段が必要とされるようになった。(韓国特許出願第1999−021972号)
0006
出願人は、上記したような目的を達成することを意図し、その下側に重錘を付けた図案板を、車輌のホイールに回転可能に装着して、車輌のホイールが回転しても図案板は回転せず、常に一定の方向を維持するようにしたホイールカバーを発明して、すでに提案した。
0007
その図案板は、車輌のホイールにベアリングで回転可能に装着されるか、またはホイールに装着され、内部に液体を充填したケースの内部に図案板を挿入して、液体の浮力により図案板が浮かぶように構成したものであって、図案板の下側に設けた重錘により、ホイールが回転しても図案板は回転することなく、一定の方向を維持する。
0008
しかし、このような図案板を車輌のホイールにベアリングで装着した場合、車軸が屈曲のない平坦な道路を一定な速度で定速走行しているときには、図案板が一定の方向を維持するが、車両が発進したり停止したりするときのように、車輌が加減速するか、または車輌が走行中に道路の突出部や陥没部を通過するときに、装着した重錘により図案板に偏心力が作用するため、図案板がひどく動揺して、装飾効果を発揮し難いという問題があった。
0009
液体の浮力により図案板が浮かぶように構成した場合、液体はベアリングのような機械要素とはことなって、ケースが一定速度以下で回転している限りは安定な状態を維持しながら、車輌の加減速や動揺により発生する運動エネルギーを吸収するため、図案板はその下側に付いている重錘により、一定な方向を維持することができる。このような現象は、円筒形に構成された容器の内部に水を入れた状態で、筒を回転させたり筒を叩いたりしても、水に浮かぶ木の葉は動かず元の位置に浮かんでいることをみれば、確認することができる。
0010
しかし、ケースが臨界速度、すなわち液体がケースの回転力を吸収し得る速度を超える速度で回転させられる場合には、発明者が行なった実験によれば、自動車を時速80kmを超える速度で運行したときには、液体がケースとともに回転し、この液体に浮かんでいる図案板もまた、ケースとともに高速で回転してしまうという問題が生じる。このような現象は、最近多く使用される洗濯機において、円筒形の洗濯筒を回転させると、その内部の水と洗濯物とが洗濯筒とともに回転することにより、確認することができる(ただし、この種の洗濯機の場合、洗濯筒に多数の突起を設けて洗濯筒の抵抗を高めることにより、洗濯筒が低速で回転しても水と洗濯物が洗濯筒とともに回転するようにしたという点で、差異はある)。
発明の開示
0011
つまり、浮力を利用するホイールカバーは、一定速度以下で車輌が走行する場合には振動や加減速に影響を受けず、図案板が一定の方向を維持する能力が、前記したベアリングを利用する構造にくらべて非常にすぐれているが、車輌が高速で走行する場合には図案板がホイールと同一の速度で回転してしまい、図案板に描かれた絵を見ることはとうていできなくなるというのが問題点である。
【発明が解決しようとする課題】
課題を解決するための手段
0012
本発明は上述した諸問題を解決するためのものであって、その目的は、車両の加減速や振動にかかわらず、内部に配置した図案板が一定な方向を維持し得るようにした、新たな構造の自動車用ホイールカバーを提供することにある。
0013
本発明の自動車用ホイールカバーは、図に示すように、円板形状を有し内部に液体を充填したフローティングチャンバー(2)と、ベアリング(4)を介して車輌のホイール(6)に回転可能に装着される回転ケース(8,10)と、ディスク形状を有し、回転ケース(8,10)のフローティングチャンバー(2)内に設置され、その下側には重錘(16)を備え、フローティングチャンバー(2)の内部において浮上した状態で一定の方向を維持し得る図案板(12,14)とから構成され、図案板の外側面にはさまざまな絵や模様が描かれており、回転ケース(8,10)の外側面は、図案板(12,14)に描かれた絵や模様が見えるように透明な材料で構成したことを特徴とする。
発明の効果
0014
本発明の自動車用ホイールカバーの別の態様は、ホイール(6)の車軸方向にみた外側に、内部に挿入部(22)を有する保護ケース(18,20)を固定的に装着し、この保護ケース(18,20)の内部の中間部には、ホイール(6)と同軸であってその外部にベアリング(4)が結合される回転軸(28)を設け、ホイールカバーを保護ケース(18,20)の挿入部(22)に挿入して設置し、回転ケース(8,10)を保護し得るようにしたことを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
0015
本発明によれば、液体が充填された回転ケース(8,10)のフローティングチャンバー(2)内に図案板(12,14)を設置し、この回転ケース(8,10)を、ベアリング(4)を介してホイール(6)に回転可能に装着することにより、車輌の加減速や振動にかかわらず、内部に備えた図案板(12,14)が一定の方向を維持することができるようにした、新たな構造の自動車用ホイールカバーが提供される。
0016
以下、本発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して説明する。
0017
図1ないし図3は、本発明による自動車用ホイールカバーを図示したものであって、このホイールカバーは、その内部に液体を充填したフローティングチャンバー(2)を備え、ベアリング(4)を介して車輌のホイール(6)に回転可能に装着される回転ケース(8,10)と、この回転ケース(8,10)のフローティングチャンバー(2)内に設置される図案板(12,14)とから構成される。
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0018
回転ケース(8,10)は、中空の円板形状を有し、外側が開いたケース本体(8)と、このケース本体(8)の外側に結合してケース本体(8)を密閉するカバー(10)とに分割して製作され、ケース本体(8)とカバー(10)とを相互に結合して組立てることにより構成される。ベアリング(4)は、ケース本体(8)の背面に固定的に結合される。ここで、カバー(10)は透明な材質の合成樹脂で製作され、回転ケース(8,10)の内部に設置された図案板(12,14)を肉眼で観察し得るように構成される。回転ケース(8,10)の内部に充填される液体としては、比較的粘度が低く、かつ、熱により性質が変化しないオイルや不凍液を利用するとよい。
0019
図案板(12,14)は、合成樹脂材料で製作されたディスク(12)の外側面に、さまざまな文字や絵または図形が印刷された図案シート(14)を貼り付けて構成したものであって、ディスク(12)の下側には、金属材料製の重錘(16)を設ける。この図案板(12,14)は、回転ケース(8,10)の内部に充填される液体の浮力により浮かぶ程度の重さに製作すべきものであって、回転ケース(8,10)の内部で浮かんでいることによって、この図案板(12,14)は、重錘(16)により常に一定の方向を維持する。
0020
この回転ケース(8,10)は、車輌のホイール(6)に固定的に装着される保護ケース(18,20)の内部に装着される。この保護ケース(18,20)は、回転ケース(8,10)よりも大きな直径を有するように製作され、その内部には回転ケース(8,10)が挿入される挿入部(22)が形成されているものであって、図示してないボルトにより車輌のホイール(6)の外側に固定的に装着される内側ケース(18)と、この内側ケース(18)に結合される外側ケース(20)とに分割して製作される。内側ケース(18)の中央部には、ホイール(6)と同軸を成すよう回転軸(28)が突設されて、回転ケース(8,10)に結合されたベアリング(4)をこの回転軸(28)に結合することにより、回転ケース(8,10)を保護ケース(18,20)の内部において回転可能に装着することができる。ここで、この保護ケース(18,20)の外側ケース(20)は、透明な合成樹脂材料で製作し、この外側ケース(20)を通して、回転ケース(8,10)および回転ケース(8,10)に装着された図案板(12,14)を、肉眼で観察し得るように構成する。
0021
ホイール(6)に保護ケース(18,20)の内側ケース(18)を装着し、この内側ケース(18)の回転軸(28)に回転ケース(8,10)を装着した後、内側ケース(18)の外部に外側ケース(20)を装着することにより、組立てを完了することができる。
0022
このように構成された自動車用ホイールカバーは、内部に液体が充填された回転ケース(8,10)を、ベアリング(4)を介して自動車のホイール(6)に回転可能に装着し、この回転ケース(8,10)の内部に図案板(12,14)を設置する。ここで、回転ケース(8,10)に充填された液体は、図案板(12,14)が回転ケース(8,10)のフローティングチャンバー(2)内で浮かぶようにするだけでなく、図案板(12,14)が動揺した場合、それに対する抵抗力を発生させて、図案板(12,14)の動揺を急速に鎮静させる作用をする。加えて、回転ケース(8,10)が回転または振動するに従って発生する運動エネルギーを吸収して、図案板(12,14)が揺動しないようにするとともに、回転ケース(8,10)が回転する場合にその回転を妨げる機能をもする。
0023
したがって、車輌が高速で進行することによりホイール(6)が高速回転しても、回転ケース(8,10)はほとんど回転しない。回転ケース(8,10)が回転をしないことによって、回転ケース(8,10)のフローティングチャンバー(2)に充填された液体は安定状態を維持するため、このフローティングチャンバー(2)に浮かんでいる図案板(12,14)もまた回転しない。車輌が急に加速または減速をするか、または車輌が突起部や凹凸地を通過するとき、ホイール(6)に振動が発生しても、液体が衝撃を吸収して、図案板(12,14)が回転したり揺動したりすることが防止される。このようにして、図案板(12,14)が回転や揺動をしないようになることにより、車輌の走行時にも、また加減速時にも、常に図案板(12,14)に描かれた図案を確実に見ることができるため、装飾効果が非常に高いという利点がある。
0024
回転ケース(8,10)が偏心していた場合、車輌が加減速したり突起部を通過したりするとき、回転ケース(8,10)自体が回転することがあるため、回転ケース(8,10)は偏心を有しないよう、中心部をホイール(6)に正しく装着しなければならない。
0025
回転軸(28)を有する保護ケース(18,20)を自動車のホイール(6)に装着し、回転ケース(8,10)をこの保護ケース(18,20)の回転軸(28)に装着して、回転ケース(8,10)を保護ケース(18,20)の内部に収納することにより、回転ケース(8,10)やベアリング(4)が、異物によって汚染されたり損傷したりするのを防止することができるという利益が得られる。
0026
図示した実施例の場合、図案板(12,14)はディスク(12)の外側面に図案シート(14)を貼り付けて構成してあるが、必要によってはディスク(12)の外側面にさまざまな形状の絵や模様などを、立体的に直接成形することも可能である。また、このような図案板(12,14)には、単純な絵や模様を形成することに止まらず、種々の広告文や絵などを記載して広告効果を得ることができるように構成することも可能である。
0027
回転ケース(8,10)のフローティングチャンバー(2)の内部や、図案板(12,14)の周囲に突起を設けると、フローティングチャンバー(2)の内部に充填された流体が流動し難くなるため、いっそう強い抵抗力を発生させて、図案板(12,14)が振動したときにも、その振動を迅速に鎮静させることができる。
【図面の簡単な説明】
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符号の説明
0029
2 フローティングチャンバー
4 ベアリング
6 車輌のホイール
8 ケース本体
10 カバー
8,10 回転ケース
12 ディスク
14 図案シート
12,14 図案板
16 重錘
18 内側ケース
20 外側ケース
18,20 保護ケース
22 挿入部
28 回転軸
| 産業分類 | 自動車製造業自動車部品・付属品製造業 |
|---|---|
| 技術分類 | - |
| 機能タグ | 回る転がる成る |
| 材料タグ | - |
| 設備タグ | - |
| 方法タグ | - |
| 情報更新 | 2010/02/09 |
|---|---|
| 閲覧数 | 0回 |
| 順位 | 15位 |
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| 10位 |
2003-515387 出願日より7年6ヶ月経過
2004-535973 公表日より5年2ヶ月経過
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